Our Approach

⑥platform management

    (プラットフォームマネジメント)

組織成熟度

 

(参考)

ソニー創業者による「自由闊達な社風作り」

真面目なる技術者の技能を、

最高度に発揮せしむべき

自由闊達にして愉快なる理想工場の建設

 

■東京通信工業 設立趣意書「会社設立の目的」

・真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設

・日本再建、文化向上に対する技術面、生産面よりの活発なる活動

・戦時中、各方面に非常に進歩したる技術の国民生活内への即時応用

・諸大学、研究所等の研究成果のうち、最も国民生活に応用価値を有する優秀なるものの迅速なる製品、商品化

・無線通信機類の日常生活への浸透化、並びに家庭電化の促進

・戦災通信網の普及作業に対する積極参加、並びに必要なる技術の提供

・新時代にふさわしき優秀ラジオセットの製作・普及並びにサービスの徹底化

・国民科学知識の実際的啓蒙活動

 

■会社は技術者を育てる(井深大)

「真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき、自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」

 

・この言葉は設立趣意書のキモになる一節である。設立趣意書には、心にゆとりを持つ遊び心のある理想郷が描かれている。

 

■ソニースピリット(1970年)

ソニーは開拓者。その窓は、いつも未知に向かって開かれ、はつらつとした息吹に満たされている。

人のやらない仕事、困難であるために人が避けて通る仕事に、ソニーは勇敢に取り組み、それを企業化していく。

新しい製品とその生産・販売のすべてにわたって、創造的な活動が要求され、期待され、約束されている。

ソニーに働く者の喜びは、このこと以外にない。

めいめいが、自分の力をぎりぎりまで問いつめ、鍛え上げ、前進していく。

同時にそれが、たくみにより合されて、編み上げられていく。

開拓者ソニーは、限りなく人を生かし、人を信じ、その能力をたえず開拓して、前進していくことを、ただひとつの生命としているのである。

 

人のやらないことをやる。(井深大)

 

■人間には創造性がある

新しいものを生みだす

新しいものをこしらえていくところに

人間の生きている意味があるのだ

創造性とは新しい機械をつくることだけではない

俳句をつくるのも

和歌をつくるのも

小説をつくるのも

みんな創造性によるものだ

そういう新しいものを生みだしていくところに

人間の価値が見いだされなければならない

人のやらないことに挑戦して

そこに人間の生きがいを見出そうとする気力が

発展へとつながるのだ(井深大)

 

■人の心を満足させることで

初めて科学の科学たる所以がある(井深大)

 

■固定概念というものをつくらない(井深大)

  

■どんな人を採用するか(井深大)

「学歴とか年齢にとらわれてはいけない。一つに仕事の好きな人。二つに不合理が好きな人。そしてリーダーシップのある人を採用したい。」

・日本人は学校の名前や会社の名前に寄りかかりすぎる。私は採用に当たって学歴は問わない。裸の人間性を見極めたい。

・一つに仕事が好きであること。

・一見無駄のように思える研究、バカバカしいようなアイデアが創造の命だ。無駄=不合理、を理解できない人は欲しくない。<不合理>を言い換えれば、<遊び心>あるいは<夢>。

・こういうものを常に抱き続け、追い続けられる人こそ、真のリーダーになれる人だ。

・ 類は友を呼び、井深さんはこうした資質の人を多く見いだした。

 

■働く喜び(井深大)

「大事なのは人である。人と人のつながりを考え、働くことに喜びを感じられるような環境を作ることだ。これには、社員の力が結集されなければならない。」

・半導体を製造するため中卒の女子を採用し<トランジスタ娘>と名づけた。会社から地方に採用担当者を派遣し、採用者を東京まで引率した。採用者の両親に車代を渡し集合地まで来てもらい昼食をともにした。そして採用者が汽車に乗るまで一緒に過ごし「お預かりします」と挨拶した後、担当者と採用者が汽車に乗った。

・東京の工場で働いていた<トランジスタ娘>は、厚木工場に移った。厚木では、自由時間に勉強ができる高等学校講座を開講し、後に定時制高校となり、人材育成に役立った。

 

■企業石垣論(井深大)

「企業はお城と同じようなもの。下の石垣がしっかりしていなくてはいけない。強い石垣は、いろいろな形の 石をうまくかみ合わせてできる。」

・ソニーには<組織>なんて無い。今日の組織は明日の組織でなく、明日の組織は明後日にどうなっているかわからない。毎日、目的に合った組織を作り、柔軟な会社を作っている。

・その時々の仕事に必要な人材を、幅広いジャンルから新たに取り入れる。それをプロジェクトごとに繰り返していく。

・獲得した人材(中途入社者など)の仕事ぶりを見ながら、どんどん未開拓の分野に投入し、新しい挑戦を行わせる。

 

■幼児教育(井深大)

赤ちゃんのときから<心>と<体>の右脳を鍛えるる教育をするべき。知的教育は後からでもできる。

・幼児の脳は、理論分野をつかさどる左脳が活動を始める前に、芸術、音楽、体育、創造力、直観力の発達をつかさどる<右脳>の力を伸ばすべきだ。そして、見る、聞く、触れる、味わう、嗅ぐ、といった五感を磨き、<心の発達>を促すべきだ。

・<右脳>を発達させるのに効果的なのは、才能教育よりも、身近な大人と直接的な接触があること。そこから得られる一番大きなものは<心の発達>である。そして、<心の発達>こそ<創造力>のもとである。

 

■学歴無用論(盛田昭夫)

「学校の秀才が必ずしも社会の俊才ではない。」

・その人が、どの大学で、何を勉強してきたかは、あくまでもその人が身につけたひとつの資産である。その資産をどのように使いこなして、どれだけ社会に貢献するかは、それ以後の本人の努力によるものだ。その度合いと実績により、その人が評価されるべきである。

・1965年、盛田さんは「社員の履歴書を焼く」と宣言して、全員の学歴を公表しないようにした。人事カードなど、社内の記録に一切、各自の学歴を記載することをやめた。3年後、社内の誰がどの学校出身かということに関心を示す人はいなくなった。その後もこの方針を貫いた。

 

■人生は一度しかない(盛田昭夫)

「ソニーは自分が思った会社と違うな。と感じたらあなた方自身のために、早く転職してほしい。人生は一度しかないのだから。」

・新入社員の試用期間(入社から3か月間)は、会社があなた方をもう一度試験する期間だと思っている人が沢山いるが、私はそうは思っていない。試用期間は、自分の青春を託せる職場や会社であるかと、あなた方がソニーを試験する期間だ。

・もし「ソニーは自分が思った会社と違うな。」と思ったら、あなた方自身のために、早く転職することを勧める。一度しかない青春を、不満な場所で過ごしたら、あなた方自身のためにならない。

 

■適材適所は自分で決める(盛田昭夫)

「適材適所というのは、自分で決めるものだ。 働く場所は自分で選ぶ。」

・社員自らが自分の適性に合った職場で働くのが、本来の姿である。

それを実現させているのが、ソニーの「社内募集制度」だ。各セクションで人材が必要になったとき、全社的に募集をかけ人材を集めることが出来る制度。2年以上同じ職場に在籍していれば、誰でも社内募集に応募する権利があり、秘密は厳守される。もし不合格でも、誰にも知られることはない。

・社員が自分の適性に合うと思う職務、職場、を上司に申告する「自己申告制度」もある。これらの制度により、たとえば技術開発部門からマーケティング部門など、まったく異なる分野への異動が可能である。

 

■朝令暮改(盛田昭夫)

「とにかく思い切ってやってみようじゃないか。 間違ったらまた変えるのだ。」

失敗を恐れるな。失敗を恐れ、積極的にチャレンジする精神がなければ、何事も前に進まない。

自分が正しいと思うことはどんどんやりなさい。たとえ失敗しても、必ずそこから何かを学べるはずだ。ただし、同じ過ちは二度と繰り返さないように。

・朝令暮改というのは一種の進歩なのだ。もし、いつまでもものを変えなかったら、今でも世の中は神武天皇のときのとおりになっている。

・間違ったと思うことは、たとえ朝令暮改でも、どんどん直すべきだ。

(注)ソニー成長期に組織、部署、役割、名刺が頻繁に変わった。

 

思いきり働いて遊ぶ(盛田昭夫)

「仕事を思いきりしたうえで、さらに思いきり遊ぶこと こそ、素晴らしいことだと思う。」

・盛田さんの凄いところは、この言葉どおり、思いっきり仕事も遊びもこなされたことです。

・盛田さんは、付き合いの<ゴルフ>以外で本格的にスポーツに取り組んだのは55歳の時です。「最近、足が細くなったのでは?」と言われたのがきっかけで、<テニス>を始めました。その後も、60歳で<スキー>、65歳で<ウィンドサーフィン>、そして67歳で<スキューバ・ダイビング>を始めました。

 

■ソニーはお客さまを相手とするコミュニケーション産業である(盛田昭夫)

 

■良いものとは、あくまでも使った人が下さべき評価であって、作る側が勝手に決めるべきものではない(盛田昭夫)

 

■忙しい。だからこそ「遊ぶ」(盛田昭夫)

 

■ソニーで働く社員一人ひとりの力が加わって、初めて競争力を強めることができる(盛田昭夫)

 

■ソニー創業者はアップル社にも大きな影響を与えた。

アメリカのアップル社の元CEO、スティーブ・ジョブス氏は、<iPod>の発売の際に「これは21世紀のウォークマンだ」と自慢しました。ジョブズ氏は盛田さんの訃報を聞いて、アップルのカンファレンスで「盛田昭夫氏は、私とアップルの社員に多大なる影響を与えました。」と弔意を表し、偉大な功績を讃えました。

 

■ソニーの『開発18か条』(大曾根幸三)

 

第1条:客の欲しがっているものではなく客のためになるものをつくれ

 

第2条:客の目線ではなく自分の目線でモノをつくれ

 

第3条:サイズやコストは可能性で決めるな。必要性・必然性で決めろ

 

第4条:市場は成熟しているかもしれないが商品は成熟などしていない

 

第5条:できない理由はできることの証拠だ。できない理由を解決すればよい

 

第6条:よいものを安く、より新しいものを早く

 

第7条:商品の弱点を解決すると新しい市場が生まれ、利点を改良すると今ある市場が広がる

 

第8条:絞った知恵の量だけ付加価値が得られる

 

第9条:企画の知恵に勝るコストダウンはない

 

第10条:後発での失敗は再起不能と思え

 

第11条:ものが売れないのは高いか悪いのかのどちらかだ

 

第12条:新しい種(商品)は育つ畑に蒔け

 

第13条:他社の動きを気にし始めるのは負けの始まりだ

 

第14条:可能と困難は可能のうち

 

第15条:無謀はいけないが多少の無理はさせろ、無理を通せば、発想が変わる

 

第16条:新しい技術は、必ず次の技術によって置き換わる宿命を持っている。それをまた自分の手でやってこそ技術屋冥利に尽きる。自分がやらなければ他社がやるだけのこと。商品のコストもまったく同じ

 

第17条:市場は調査するものではなく創造するものだ。世界初の商品を出すのに、調査のしようがないし、調査してもあてにならない

 

第18条:不幸にして意気地のない上司についたときは新しいアイデアは上司に黙って、まず、ものをつくれ

 

■できない理由を並べる前にまず突っ走ってみる。(盛田正明)

 

■ソニースピリットの源泉は、「未知の領域を楽しめる遊び心」(盛田正明)

 

日本的共創のプロジェクトマネジメント

Samurai PM for Syncreate 

by Japanese Ways