「第6回夢工学サロン-2023/3/28」の(議論概要)


初めて参加の方が3名おられましたので、

DEC思考「在り方(基本的な考え方)」「やり方(具体的な方法論)」について、

振り返りを中心に、下記のような議論がなされました。

 

・DEC思考を具体的にどういう風にやっていくかに興味がある

・DEC思考を実践するには訓練が必要とは具体的にどのようなことか

・DEC思考を実践するための訓練方法について知りたい

 

・日本では全てをプロジェクトで済ます風土だが、プログラムの重要性を理解してもらう必要がある

・プログラムを普及させるには、プロジェクト立ち上げの前段階でのDEC思考やデザイン思考の活用が重要

・プログラムライフサイクルとして、発想から開発・運用までを包括したDX実現フレームワークが必要

・DEC思考やデザイン思考の位置付けをプログラムマネジメントの中で明確にする

・この考え方を盛り込むことで、日本のプログラムマネジメントの普及を促進することができる

・革新的な発想法として「DEC思考」や「デザイン思考」をP2Mに紐付けたい

・P2Mのミッションプロファイリングの課題発見の方法論として、DEC思考とデザイン思考を活用する

・初期の段階でこういう頭の使い方というか思考方法が必要だ

 

・プログラムマネジメントは有期的な活動のみではなく、循環的な仕事が続いていくイメージがある

・プログラムのライフスサイクルには、有期的な活動と無期的な活動がある

・そのように捉えた時に、大きなポジティブなところが生まれてくる

 

・既存事業の売上が減少、新規事業がうまくいかないなど、経営そのものが危機的状況にある

・現場の中で一番困ってることは、「アイデアが無い」ということである

・問題をどうやって解決すればいいか、アイデアをどうやって出せばいいか、そこで止まっている

・最も大きな問題はアイデアがないこと、どうすれば問題を解決するアイデアを出すことができるかということ

能力を持つ人材を探し出してポジションを与える方法と、そうでない場合は徹底的に発想法を教える方法を採っている

 

・DEC思考だけでなく、デザイン思考やブレーンストーミングも用いて、徹底的に「発想法」を叩き込む

問題解決の鍵は「優れた発想」であり、そのためには「発想法」を使うことが必要である

・DEC思考を宣伝しているわけではなく、問題解決に必要な発想法について説明している

・「DEC思考」だけでなく「デザイン思考」も「ブレーンストーミング」もやる

・「発想法」をとにかく叩き込んでアイデアを出させる、それが「問題を解決する鍵」になる

・優れた発想を出すために発想法を使いましょうということ

 

・DX問題はデジタル化だけでなく、AX(アナログトランスフォーメーション)も必要

・DXで一番の鍵は、トランスフォーメーションで、Xが鍵だ

・問題は会社をどうやって変身させるか、変身させる時に必要な知恵が実は発想法

・企業人や企業母体を変身させることが鍵であり、そのためには発想法が必要ということ

・企業を変革させることが重要であり、そのためにはアイデアを出すことが必要

・最初は戸惑うが、半年ほど経つとDEC思考を覚え、自分たちでアイデアを出すようになる

・自分でアイデアを出した人は、実現しようと自発的に動き出し、自然にアジャイル的な開発が進む

・発想法を活用することで、PMBOKやPMIに対しても対抗できる可能性がある

・発想法をバカにせずに使ってほしい

 

・IBMなど大手企業が「デザインとデザイン思考」を組織文化として根付かせる取り組みをしている

・テクノロジーだけではなく、お客様にとっての真の価値(バリュー)についての理解が必要ということ

・バリューとは普遍的なもの、それに近づくためにデザイン思考を使用する

真善美の部分をどうやってバリューにつなげていくか、今一番世の中で求められているところ

・川勝先生の「夢」や「発想法」につながると考える

 

・デザインマネジメント、デザイン経営、サービスデザイン、システムデザインなど、幅広い概念がある

・従来のモノ作りの設計という意味のデザインじゃなくて、人生のデザインだったり、生き方のデザインだったり

・システムデザインもあるが、非常に幅広い概念で企業も対応しだした

・お客様自身がデザイン思考を含めた考え方を持つ必要がある

・それをどうフォローするかが課題となる

・過去のプロジェクトと今後の進め方をどう絡めるかが課題

 

・ビジネスを変えるDXなどの領域は、プロジェクトマネージャーやエンジニアなどの専門家が得意とするものではない

・ビジネスモデルの考え方や新規事業を構想する創業志向の人々とPMは異なる、その間の繋ぎが不十分ではないか

 

・デザイン思考では、ニーズのあるところから出てくる「二人称」というのは確かにそうだ

・自分は何をしたいのかという「一人称」のところからスタートする「夢」という考え方は大事なポイント

・デザイン思考では足りない所があり、そこを埋めるのがアート思考でないかということで調べている

・DEC思考はアート思考を含んでいるということなので、一つの可能性だと思う

 

・DEC思考は、川勝さんが経験から生まれた思考法で、その経験に裏打ちされた魅力があるが、一般化が難しい

・これを誰でも理解できる形にすることが、今後のテーマであり、これを追求していきたいと考えている

「エンターテイメント論」「悪夢工学論」などもあるので、これらも伺いながら、近づいていきたい

・最終的には「夢工学のガイドブック」みたいな形で、話ができるような形にしたいと思っている

 

・次回の「PMクラブ-4/25」のトピックは「ChatGPTとPM」

・AIがますます普及する中で、人間の役割が問い直されている

・自然言語処理AIがPM業界に入ってくると、過去の知見やデータで活かせる部分はAIが行うようになる

・人間は将来のことや未知の領域に関してのみ役割を果たすことになるとの見方もある

・「AIとの共生」「AI革命」が現実味を帯びてきたようだ

・特に「発想法におけるAIとの共創」に関心がある

・改めて、皆さんと議論したい

 

<アンケートコメント>

・勉強になりました。

・夢工学の真意に触れた気がした。

・たいへん勉強になりました。ありがとうございました。

・日本人が不得意とする0→1の発想。これを如何にこれからの若い世代に植え付けさせるかが課題。

・新規事業創出のスタートは、自分(たち)を主語とする思考が大切であること。

・川勝さんのノウハウを如何に多くの人に伝搬・伝承させるかが課題。

まだまだお元気な様子なのですが、誰か後継者の育成はされていますか?

・夢工学サロンを無料でいいから何とか伝えたいという思いは良くわかります。

・夢を持つためにすべきこと、心がけることは何ですか。

ビルゲイツやスティーブジョブス、イーロンマスクらは、少年のような夢を持っている人物だと思いますが、我々凡人と何が違うのでしょうか。

 

 

<注>

資料は改訂される可能性がありますのでご了承ください。

戻る